【航空時事】2024/10/25
国交省が全日空を厳重注意…交換が必要な低い空気圧のタイヤを換えずに福島を出発 大阪に到着後タイヤ交換
2024年9月、全日空の整備担当者が福島空港で空気圧の低下したタイヤを交換せず、規定に反して大阪行きの機体を出発させました。予備のタイヤがなかったため、空気漏れがないことから「安全」と判断したものの、不適切な整備については社内報告がされていませんでした。大阪到着後にタイヤは交換されましたが、この件を受けて国交省は全日空を厳重注意し、再発防止策の提出を求めました。
米ボーイング労組、会社側の労働協約案拒否 スト継続
米ボーイングの労働組合員は、4年間で35%の賃上げを含む会社側の新たな労働協約案を拒否し、ストライキを続けることを決定しました。約3万人の従業員の64%が反対票を投じ、組合は引き続き40%の賃上げと確定給付型年金の復活を求めています。9月から続くストで、ボーイングの主要機種の生産が停止し、航空業界の供給網にも影響が出ています。